インテル® oneAPI スレッディング・ビルディング・ブロック (oneTBB) でサポートされる C++11 のラムダ式を有効にする

C++11 (C++ 言語の新しい標準であり C++0x と呼ばれていました) のラムダ式のサポートは、関数としてコードをカプセル化する追加クラスが不要になるため、多くのインテル® oneAPI スレッディング・ビルディング・ブロック (oneTBB) 構造のプログラミングを容易にします。この機能を使用する場合、インテル® oneAPI DPC++/C++ コンパイラーなど、機能をサポートするコンパイラーが必要です。ほかのコンパイラーにおける C++11 ラムダ式のサポートに関する詳細は、それぞれのコンパイラーのドキュメントをご覧ください。

コマンドラインからインテル® oneAPI DPC++/C++ コンパイラーを使用する場合、ラムダ式のサポートを有効にするには次のオプションを指定します。

Visual Studio* で C++11 のサポートを有効にするには、次の操作を行います。

  1. [ソリューション エクスプローラー] で、プロジェクト名を選択 (クリック) します。複数のプロジェクトを選択するには、Ctrl キーを使用します。

  2. プロジェクト名を右クリックして、コンテキスト・メニューから [Intel Compiler] -> [Use Intel C++] を選択します。
  3. メニューから [プロジェクト] > [プロジェクトのプロパティ] を選択するか、プロジェクト名を右クリックしてコンテキストメニューから [プロパティ] を選択します。

  4. 次のプロパティーを設定します。

    [C++] > [言語]

     [Intel Specific] の下にある [Enable C++0x Support] [Yes] に設定します。

  5. [OK] をクリックして、プロパティーを保存します。

  6. ほかの構成で上記の手順を繰り返します。

これで、C++11 のラムダ式を使用するため環境が設定されました。

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