アノテーションとアノテーション・レポートの場所

[Annotation Report (アノテーション・レポート)] ウィンドウには、プロジェクトで検出されたすべてのインテル® Advisor のアノテーションとそのタイプがリストされます。それぞれのアノテーションは、表形式のグリッドで個別の行に表示されます。

並列フレームワークのコードで置き換えるアノテーションを検出するため、[アノテーション・レポート] ウィンドウのアノテーション・リストを使用します。

  1. [アノテーション・レポート] ウィンドウを表示するには、[アノテーション・レポート] タブをクリックするか、インテル® Advisor の [ワークフロー] タブを使用している場合は [2 ソースにアノテーションを挿入] または [5. 並列フレームワークを追加] の下にある (アノテーションを表示) ボタンをクリックします。ソースにアノテーション または 5。並列フレームワークを追加。選択されているスタートアップ・プロジェクトに関連するアノテーションが表示されます。スタートアップ・プロジェクトでスータビリティーと依存関係ツールを実行する場合、最も最近のデータが対応するカラムに表示されます。
  2. タイプでアノテーションをソートするには、アノテーション・カラムのヘッダーをクリックします。アノテーションを置き換える際の推奨される方法は、最初にロック・アノテーションを置き換え、その後サイトとタスク・アノテーションを置き換えます (これは、並列化されていない同期コードは正しく動作しますが、同期がない並列コードは正しく動作しないためです)。アノテーションを示すコードスニペットを表示/非表示にするには、アノテーション・カラムの名前の隣にある アイコンをクリックします。
  3. コードエディターで対応するソースファイルを開くには、アノテーション・カラムのアノテーション・タイプまたはコードスニペットの行をダブルクリックします (または、[ソースを編集] コンテキスト・メニューを使用します)。Linux* でインテル® Advisor GUI を使用している場合、[Options (オプション)] > [Editor (エディター)] ダイアログボックスで定義するエディターが起動され、対応する場所のファイルが開かれます。Windows* でインテル® Advisor GUI を使用する場合は、ファイルタイプ (または [Open (開く)] ダイアログボックス) に関連付けられたエディターで表示されます。Visual Studio* では、ファイルの対応する場所が Visual Studio* コードエディターに表示されます。

    Visual Studio* 2022 では、インテル® Advisor の軽量な統合が提供されます。アプリケーションを設定およびコンパイルし、Visual Studio* からスタンドアロンのインテル® Advisor インターフェイスを開いてさらに解析することができます。すべての設定はスタンドアロンのインテル® Advisor プロジェクトに継承されます。
  4. 使用する並列フレームワークを理解するには、インテル® Advisor のヘルプで示される関連情報とともに、並列フレームワークに関連するドキュメントを参照してください。多くの場合、アノテーションを並列フレームワーク・コードに置き換えて、ソースファイルの先頭に並列フレームワークの宣言を挿入する必要があります。
  5. それぞれのロック・アノテーション向けに上記の手順を繰り返します。
  6. それぞれのサイトとタスク・アノテーション向けに上記の手順を繰り返します。

インテル® Advisor のアノテーションを検出して、並列フレームワーク・コードに置き換えるには、[アノテーション・レポート] ウィンドウを使用します。