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テキストエディターでアノテーションを挿入

Linux* システム上でソースファイルにインテル® Advisor のアノテーションを追加するには、テキストエディターを使用します。インテル® Advisor は、アノテーションが追加された場所を特定する過程を簡素化しています。

ほとんどの場合、インテル® Advisor を使用する際に、Threading (スレッド化) パースペクティブのスータブル解析を除き、ソース・アノテーションは必要ありません。Vectorization and Code Insights (ベクトル化とコードの調査)Offload Modeling (オフロードのモデル化) など観点でアプリケーションを解析する場合、コードの全ての領域を自動的に解析したり、アプリケーションを再コンパイルする必要のないインテル® Advisor のマークアップ機能を利用することができます。

インテル® Advisor のアノテーションを追加するには、次の操作を行います。

  1. インテル® Advisor GUI で適切なプロジェクトを開きます。
  2. [File (ファイル)] メニューから [Options (オプション)] を選択します。
  3. [Editor (エディター)] を選択して、[Options - Editor (オプション - エディター)] ダイアログボックスを表示します。手順に従ってソース言語とエディターを関連付けます。
  4. プロジェクトの [Survey Source (サーベイソース)] ウィンドウを開きます。
  5. ソース行をダブルクリックして、指定したエディターで対応するソースの場所を表示します。
  6. [Survey Source (サーベイソース)] ウィンドウの下部にある [アノテーション・アシスタント] ペインを使用して、追加するアノテーションのタイプを選択します。
  7. ボタンをクリックして、[annotation assistant (アノテーション・アシスタント)] ペインから選択したアノテーションをコピーします。
  8. エディターでソースにペーストします。
  9. 必要に応じて、アノテーション行を前後に移動します。
  10. ほかのアノテーションを追加する場合は、ステップ 4 から繰り返します。

この手順で、必要なソースファイルに素早くアノテーションを追加することができます。

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