このリファレンスでは、オフロードのモデル化パースペクティブの実行に使用できる Python* スクリプトのコマンドライン・オプションについて説明します。
オフロードのモデル化を使用するには、選択した方法に応じて次のスクリプトを実行します。
注次のコマンドでは、コマンドを実行する前にmyApplicationをアプリケーションの実行可能ファイルのパスと名前に置き換えてください。アプリケーションが引数を必要とする場合、実行可能ファイル名の後にそれらを指定します。
オフロードのモデル化コマンドの構文は次のとおりです。
advisor-python <APM>/<script-name>.py <project-dir> [--options] [-- <target> [target-options]]
説明:
advisor-python |
インテル® Advisor の Python* コマンドライン・ツールを呼び出します。 スクリプトを実行するには、advisor-python を推奨します。このコマンドライン・ツールを使用する利点は、インテル® Advisor の内部バージョンの Python* を呼び出すため、システムに特定の Python* をインストールする必要がないことです。 |
<APM> |
スクリプトがあるディレクトリーを示す環境変数。Linux* では
|
<script-name> |
実行するスクリプト名: run_oa.py、collect.py、または analyze.py。 |
<project-dir> |
収集結果を保存するプロジェクト・ディレクトリーへのパスを指定します。 |
<--options> |
スクリプト固有の動作を変更するオプション。スクリプトごとにいくつかのオプションを指定できます。スクリプトでサポートされないオプションを指定すると、エラーが発生します。 |
<target> |
解析するターゲット・アプリケーション。 重要analyze.py スクリプトを実行する場合、ターゲットの実行ファイルとターゲットオプションを指定する必要はありません。 |
[target-options] |
ターゲット・アプリケーションの動作を変更するオプション。 |
オプションの前にダッシュ (-) を 1 つまたは 2 つ指定できます。ここでは、ロングバージョンのオプションには 2 つのダッシュを使用し、ショートバージョンのオプションには 1 つのダッシュを使用します。例えば、以下のコマンドは等価です。
advisor-python $APM/run_oa.py -h
advisor-python $APM/run_oa.py --help
プロジェクト・ディレクトリーへのパスには、常にスクリプト名が続く必要があります。例:
advisor-python $APM/analyze.py ./advi_results
オプションが値を持つ場合、スペースまたは等号 (=) で区切ることができます。このドキュメントではスペースを使用しています。例えば、以下は等価です。
advisor-python $APM/analyze.py ./advi_results --out-dir ./report
advisor-python $APM/analyze.py ./advi_results --out-dir=./report
ターゲット実行形式ファイルの前には、2 つのダッシュ (-) とスペースが必要です。例:
advisor-python $APM/analyze.py ./advi_results --out-dir=./report
advisor-python $APM/collect.py ./advi_results -- myApplication
Python* 3.6 または 3.7 がインストールされ、それがデフォルトの Python* である場合、advisor-python ツールの代わりにそれを使用してオフロードのモデル化を実行できます。
python $APM/run_oa.py ./advi_results -- ./myApplication
python3.6 $APM/run_oa.py ./advi_results -- ./myApplication
python3.7 $APM/run_oa.py ./advi_results -- ./myApplication