インテル® XDK HTML5 開発者のためのゲームツールとゲームサービス
このお知らせは、インテル® デベロッパー・ゾーンに掲載されている「Intel® XDK Update for February 2015: HTML5 Games, Sublime Text* & Easier to Get Started」 (https://software.intel.com/en-us/Feb2015XDKBlog) の日本語参考訳です。
更新です。
私たちは今、3 月初週に開催される今年最大の 2 つのショー –サンフランシスコで開催される Game Developers Conference (GDC) と、スペインのバルセロナで開催される Mobile World Conference (MWC)– に向けて準備を進めています。各カンフェレンスでは、ぜひインテル・ソフトウェア・ブースにお立ち寄りください。
お気付きになられたかもしれませんが、昨年 12 月のリリースでは多くの HTML5 ゲームエンジンのサポートが導入されました。CreateJS* ライブラリーの一部である Construct2*、Cocos2D*、Phaser* と EaselJS*、画像やアニメーションの操作とコーディングを支援するアセット・マネージャーの Pixi*、それにゲームのマネタイズをお手伝いするアプリ内購入、広告、リーダーボードなどのいくつかの Apache* Cordoba* プラグインが新たに追加されました。
あるユーザーの方が新しい HTML5 ゲームコースを作成されました。Kickstarter* 上の The Complete Mobile Game Development Course (完全なモバイルゲーム開発コース: https://www.kickstarter.com/projects/pablofarias/259740149?token=befcf3c7) をご覧ください。インテル® XDK を使用して、JavaScript と無償の Phaser* ライブラリーで 15 の HTML5 モバイルゲームを作成、そして iOS*、Android* と Amazon* にそれらを公開する方法が分かる包括的なビデオ・チュートリアルです。
インテル® XDK のこの最新アップデートには、GDC に間に合うように改善中の HTML5 ゲームのサポートのほかにもいくつかの重要なものが含まれています。
- Sublime Text* エディターサポート: ユーザーの方々の多くが、インテル® XDK の最大の利点であるアプリ構築前に実行可能なプレビュー、テスト、デバイス上でのデバッグ機能で、お好みのエディターを使用したいとお思いでしょう。SublimeText* 向けのパッケージを利用することで、インテル® XDK でのテストとデバッグで SublimeText* を簡単に利用できるようになりました。こちらがインテル® XDK のための Sublime Text* パッケージへのリンク (https://github.com/gomobile/sublime-xdk-package (英語)) です。
- さまざまな種類の HTML5 プロジェクトの作成をさらに簡単に開始できるように、新規アプリ・プロジェクト用のオプションを変更しました。ユーザーの皆さんから、新規作成にあまりにも多くの選択肢があり、Cordova* なしのアプリ (Web アプリ) を作成する方法が分かりづらいとのご意見をいただきました。そのため、Cordova* とプラグインを含まない空の「標準 HTML5」アプリを作成するオプションと、Cordova* 向けにセットアップ済みの「HTML5 + Cordova*」アプリを選択するオプションを追加しました。もちろん、必要に応じて、プロジェクト作成後にプロジェクト設定から Cordova* やプラグインを追加したり、簡単にターゲット・プラットフォームを選択することができます。
- Apache* Cordova* と Crosswalk* プロジェクトの最新動向に合わせ Cordova* 4.x のサポートを追加しました。変更のほとんどは、プロジェクト設定またはビルド時のバックグラウンド処理に関するもので、ビルド設定で使用するバージョンを指定するだけで利用できます。
- OS X* Yosemite を検証済みのインテル® XDK プラットフォームに追加しました。
- 上記の変更はすべて、インテル® XDK の IoT Edition にも適用されます。また、容易に接続を保つため、ワンクリックでインテル® IoT Developer Kit の通信デーモンを更新する機能を追加しました。
最後に、今後の予定をお知らせしたいと思います。来月には、セキュリティー向上のための変更が取り入れられ、ユーザーフォーラムも移動される予定です。数ヶ月前から、インテル® デベロッパー・ゾーン (IDZ) サイト (xdk.intel.com の親サイト) 上に、インテル® XDK サポートのためのフォーラム (https://software.intel.com/en-us/forums/intel-xdk (英語)) が設けられています。まずそちらのサイトへの移動をお願いします。ユーザーの皆さんをより良く支援するため、また皆さんがほかの開発者の方々と意見交換できるようするために、現在のインテル® XDK ユーザーフォーラムから完全に移動したいと思います。新しいフォーラムサイトは、さまざまなインテル® ソフトウェア製品やコミュニティーでも使用されており、はるかに優れたフォーラム・ソフトウェア・プラットフォームを提供します。さらに、皆さんのインテル® XDK アカウントは、より安全なシングルサインオン・インフラストラクチャーを使用する IDZ アカウントに統合され、インテル® XDK とユーザーフォーラムで同じアカウントを使えるようになります。インテル® デベロッパー・ゾーン (IDZ) のアカウントをまだお持ちでない場合は、インテル® XDK へのログイン時に IDZ アカウントが設定されます。すでに IDZ アカウントをお持ちの場合は、インテル® XDK と IDZ のアカウントが適切に統合されるように、パスワードをリセットする必要があります。最後に、お使いになっているインテル® XDK が最新のビルドサーバーと認証可能なバージョン 1332 (2014 年 9 月更新) 以降であることを確認してください。
最新のリリースノートをチェックする (https://software.intel.com/en-us/html5/xdkdocs/#506373)
GDC または MWC にご参加の場合には、ぜひお立ち寄りください。皆さんの返信を楽しみにしています!
ジョー・ウルフ