Amazon Web Services* (AWS*) EC2* インスタンス上のアプリケーションのプロファイル

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ハードウェアベースのホットスポット解析向けに Hyper-V* 仮想マシンを設定する

この記事は、インテル® デベロッパー・ゾーンに公開されている「インテル® VTune™ Amplifier パフォーマンス解析クックブック」の「Profiling Applications in Amazon Web Services* (AWS) EC2 Instances」の日本語参考訳です。


このレシピは、インテル® VTune™ Amplifier を使用してパフォーマンスをプロファイルするため、AWS* で VM インスタンスを設定します。

使用するもの

以下は、パフォーマンス解析シナリオで使用するハードウェアとソフトウェアのリストです。

  • アプリケーション: matrix。このアプリケーションはデモ用であり、ダウンロードすることはできません。
  • ツール: インテル® VTune™ Amplifier 2019 – ホットスポット解析

    • インテル® VTune™ Amplifier 評価版のダウンロードと製品サポートについては、https://www.isus.jp/intel-vtune-amplifier-xe/ を参照してください。
    • このクックブックのレシピはすべてスケーラブルであり、インテル® VTune™ Amplifier 2018 以降に適用できます。バージョンにより設定がわずかに異なることがあります。

仮想マシン・インスタンスを作成して設定する

  1. AWS* サイト[アカウント (Account)] > [AWS マネジメントコンソール (AWS Management Console)] からアカウントにログインします。

    アカウントをお持ちでない場合は、作成してください。

  2. Amazon EC2* ダッシュボードで [Compute (コンピューティング)] > [EC2] を選択します。

  3. [Launch Instance (インスタンスの作成)] をクリックして、ウィザードに従って仮想マシンを作成し設定します。

    設定ウィザードでは、使用するケースに応じて OS とインスタンスの仕様 (CPU の数、メモリー、ストレージ、ネットワーク容量) を指定できます。

  4. [Step 1: Choose an Amazon Machine Image (AMI) (ステップ 1: Amazon マシンイメージ (AMI))] では、Ubuntu* Server 18.04 LTS を選択します。

  5. [Step 2: Choose an Instance Type (ステップ 2: インスタンスタイプの選択)] では、インスタンスを選択して [Next: Configure Instance Details (次の手順: インスタンスの詳細の設定)] をクリックします。

    インテル® VTune™ Amplifier の推奨システム要件は 4GB RAM、空きディスク容量 10GB 以上です。

  6. [Step 3: Configure Instance Details (ステップ 3: インスタンスの詳細の設定)] では、[Auto-assign Public IP (自動割り当てパブリック IP)] を有効にして [Next: Add Storage (次の手順: ストレージの追加)] をクリックします。

  7. [Step 4: Add Storage (ステップ 4: ストレージの追加)] では、ストレージデバイスの容量を増やしてから [Next: Add Tags (次の手順: タグの追加)] をクリックします。

  8. (オプション) [Step 5: Add Tags (ステップ 5: インスタンスのタグ付け)] では、タグ (例えば VTune Demo) を追加して [Review and Launch (確認と作成)] をクリックします。

  9. [Step 7: Review Instance Launch (ステップ 7: インスタンス作成の確認)] では、[Launch (作成)] をクリックします。

  10. キーペアを作成します。

    1. [Create a new key pair (新しいキーペアの作成)] を選択して、名前 (例えば MyEC2Instance) を割り当てます。
    2. [Download Key Pair (キーペアのダウンロード)] をクリックして、キーをダウンロードします。
    3. [Launch Instances (インスタンスの作成)] をクリックして、セットアップを完了します。

      インスタンスが作成されます。

  11. [View Instances (インスタンスの表示)] をクリックします。

    [Instance State (インスタンスの状態)][running] に更新されたら次のステップに進みます。

EC2* インスタンスに接続する

作成した EC2* インスタンスを選択し、[Connect (接続)] をクリックしてインスタンスへ SSH 接続します。

PuTTY* は、Amazon EC2* によって生成されるプライベート・キー形式 (.pem) をネイティブにサポートしません。PuTTY* を使用してインスタンスに接続する前に、PuTTYgen を使用してプライベート・キー (.pem) を必要な PuTTY* 形式 (.ppk) に変換する必要があります。

  1. プライベート・キーを変換します。
    1. PuTTYgen を起動します。
    2. [Type of key to generate][SSH-1 (RSA)] を選択します。
    3. [Load] をクリックして .pem ファイルを選択します。
    4. [Save private key] をクリックして PuTTY* が使用可能な形式でキーを保存します。
  2. PuTTY* を起動して、[Connection] > [SSH] > [Auth] でインスタンスのパブリック DNS とプライベート・キー (.ppk) ファイルを指定します。

  3. 設定を保存して、[Open] をクリックします。

    インスタンスにログインします。

実行中のインスタンスに Xubuntu* デスクトップをインストールする必要があります。VNC* 経由でシステムにアクセスする場合は、VNC* サーバーのセットアップも必要です。

プロファイル向けにインスタンスを設定する

/proc/sys/kernel/yama/ptrace_scope を 0 に設定して、プロファイル向けにターゲット・インスタンスを準備します。

echo 0 | sudo tee /proc/sys/kernel/yama/ptrace_scope

ホットスポット解析を実行する

ハードウェア・イベントベース・サンプリング解析タイプは、ベアメタル・インフラストラクチャーとインテル® VTune™ Amplifier のすべてのプロファイル機能に直接アクセス可能な EC2* ベアメタル・インスタンス (i3.metal インスタンス・ファミリー) を除き、AWS* EC2* 仮想環境では利用できません。

次の任意の方法でホットスポット解析を実行します。

SSH 経由でローカルにインストールされたインテル® VTune™ Amplifier からリモート収集を実行:

  1. インテル® VTune™ Amplifier でプロジェクトを作成します。

    [Configure Analysis (解析の設定)] ウィンドウが表示されます。

  2. [WHERE (どこを)] ペインでは、[Remote Linux (SSH) (リモート Linux* (SSH))] を選択して、[SSH destination (SSH の対象)]ubuntu@<PuTTY* 設定の名前> と入力します。

    この時点でインテル® VTune™ Amplifier はリモートシステムに接続して、収集に必要なバイナリーを指定されたフォルダーにインストールしようとします。

  3. [WHAT (何を)] ペインでは、アプリケーションの場所と作業ディレクトリーを指定します。
  4. [HOW (どのように)] ペインでは、デフォルトで表示されるホットスポット解析の [User-Mode Sampling (ユーザーモード・サンプリング)] を選択します。
  5. をクリックして、解析を開始します。

    結果は、解析のため自動的にローカルシステムにコピーされます。

AWS* インスタンスから直接インテル® VTune™ Amplifier を実行:

  1. インストール・ガイド」 (英語) に従って、インテル® VTune™ Amplifier をインストールします。
  2. インテル® VTune™ Amplifier を実行します。次に例を示します。

    $ sudo <vtune_install_dir>/vtune_amplifier_2019/bin64/amplxe-gui

  3. プロジェクトを作成します。

    [Configure Analysis (解析の設定)] ウィンドウが表示されます。

  4. [WHERE (どこを)] ペインでは、[Local Host (ローカルホスト)] ターゲット・システム・タイプを選択します。
  5. [WHAT (何を)] ペインでは、アプリケーションの場所と作業ディレクトリーを指定します。
  6. [HOW (どのように)] ペインでは、ホットスポット解析の [User-Mode Sampling (ユーザーモード・サンプリング)] を選択します。
  7. をクリックして、解析を開始します。

    解析結果は、デフォルトの [Hotspots by CPU Utilization (CPU 使用率によるホットスポット)] ビューポイントに表示されます。

関連項目

仮想環境のターゲット (英語)
パフォーマンス解析 (英語)
リモート収集向けに SSH アクセスを設定 (英語)

コンパイラーの最適化に関する詳細は、最適化に関する注意事項を参照してください。

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