インテル® VTune™ Amplifier 導入ガイド

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この記事は、インテル® デベロッパー・ゾーンに公開されている、インテル® VTune™ Amplifier のオンラインヘルプの一部「Getting Started with Intel® VTune™ Amplifier」の日本語参考訳です。Windows* 用のヘルプではありますが、その他の OS 環境でも十分ご利用いただけます。また、構成は英語版のヘルプと同じ階層構造にしてあります。


インテル® VTune™ Amplifier 導入ガイドを見るには、使用する製品のバージョンを選択してください。

主な機能では、インテル® VTune™ Amplifier の両方のバージョンのプラットフォーム間で提供される機能を一覧できます。

インテル® VTune™ Amplifier 導入ガイド:

要件

ステップ 1: インテル® VTune™ Amplifier を実行

  1. amplxe-vars スクリプト (バッチ) ファイルで環境変数を設定します。デフォルト・ディレクトリーにインテル® VTune™ Amplifier がインストールされている場合、次のコマンドを実行します: C:\[Program Files]\IntelSWTools\VTune Amplifier XE 2017\amplxe-vars.bat (Windows*)、source /opt/intel/vtune_amplifier_xe_2017/amplxe-vars.sh (Linux*)。

    スクリプト (バッチ) ファイルを実行すると、製品名とビルド番号が表示されます。

  2. インテル® VTune™ Amplifier を起動します。
    • スタンドアロン GUI インターフェイスを使用するには、amplxe-gui コマンドを実行します。
    • コマンドライン・インターフェイスを使用するには、amplxe-cl コマンドを実行します。
  • インテル® VTune Amplifier が Microsoft* Visual Studio* IDE に統合されている場合、次のいずれかの方法を利用します。
    • [スタート] メニューから、[Intel Parallel Studio XE 2017 (インテル(R) Parallel Studio XE 2017)] > [Analyzers (アナライザー)] > [Command Prompt (コマンドプロンプト)] を選択し、目的の環境を開きます。例:[IA-32 Visual Studio 2012 Mode (IA-32 VS 2012 モード)]
    • Visual Studio* のソリューションを開きます。インテル® VTune™ Amplifier のツールバーが自動的に有効になり、Visual Studio* のプロジェクトが解析ターゲットとして設定されます。

ステップ 2: 解析ターゲットの設定

  1. Microsoft* シンボルサーバーを設定し (英語)、すべての最適化を有効にしてリリースモードでターゲット・アプリケーションをビルドします (Windows* のみ)。
  2. インテル® VTune™ Amplifier のプロジェクトを作成します (スタンドアロンのみ)。
    1. 右上にある [Menu (メニュー)] ボタン をクリックし、[New (新規)] > [Project… (プロジェクト…)] を選択します。
    2. [Create Project (プロジェクトを作成)] ダイアログボックスで、プロジェクト名と場所を指定します。
  3. [Analysis Target (解析ターゲット)] タブで、左ペインからターゲットシステムを選択し、右ペインから解析ターゲットタイプを選択します。
  4. ターゲットシステム (必要に応じて、アプリケーションの場所、引数、および検索ディレクトリー) を設定します。

Visual Studio* 環境では、インテル® VTune™ Amplifier は Visual Studio* の設定を引き継ぎ、選択したプロジェクトのアプリケーションを解析ターゲットとして使用します。

現在のホストからアクセスできないターゲットを解析するには、[Arbitrary Targets (任意のターゲット)] を選択します。リストからハードウェア・プラットフォームとオペレーティング・システムを選択し、解析設定向けのコマンドラインを生成してバッファーに保存し、後で対象とするホストで実行することができます。詳細に関しては、「解析ターゲットの設定」を参照してください。

ステップ 3: 解析の設定

  1. [Analysis Type (解析タイプ)] タブに切り替えます。
  2. 左ペインでプラットフォームに適した解析タイプを選択し、右ペインで解析オプションを設定します。
  3. コマンドツールバーの [Start (開始)] ボタンをクリックして、パフォーマンス解析を実行します。

ステップ 4: パフォーマンス・データの表示と解析

データ収集が完了すると、インテル® VTune™ Amplifier は解析結果向けにあらかじめ構成されているデフォルトのビューポイントに結果を開きます。異なるパフォーマンス・メトリックを使用して、異なる視点からデータを解析するため、ビューポイントを切り換えることができます。

アプリケーションのパフォーマンスに関する概要を知るため、[Summary (サマリー)] ウィンドウから解析を初め、ほかのウィンドウに切り替えて、関数の粒度、ソース行などからパフォーマンスの詳細をさらに調査します。

インテル® VTune™ Amplifier for Systems 導入ガイド:

パフォーマンス解析導入ガイド

ステップ 1: インテル® VTune™ Amplifier を実行

  1. amplxe-vars スクリプト (バッチ) ファイルで環境変数を設定します。デフォルト・ディレクトリーにインテル® VTune™ Amplifier がインストールされている場合、次のコマンドを実行します: C:[Program Files]\IntelSWTools\system_studio_<version>\VTune Amplifier for Systems\amplxe-vars.bat (Windows*)、source /opt/intel/system_studio_<version>/vtune_amplifier_for_systems/amplxe-vars.sh (Linux*)。スクリプト (バッチ) ファイルを実行すると、製品名とビルド番号が表示されます。
  2. インテル® VTune™ Amplifier を起動します。
    • スタンドアロン GUI インターフェイスを使用するには、amplxe-gui コマンドを実行するか、または [スタート] メニューから [Intel VTune Amplifier <version> for Systems (インテル(R) VTune Amplifier <version> for Systems)] (Windows* のみ) を選択します。
    • コマンドライン・インターフェイスを使用するには、amplxe-cl コマンドを実行します。

ステップ 2: 解析ターゲットの設定

  1. すべての最適化を有効にしてリリースモードでターゲット・アプリケーションをビルドします。
  2. インテル® VTune™ Amplifier のプロジェクトを作成します。
    1. 右上にある [Menu] ボタン をクリックし、[New] > [Project…] を選択します。
    2. [Create Project] ダイアログボックスで、プロジェクト名と場所を指定します。
  3. [Analysis Target] タブで、左ペインからターゲットシステムを選択し、右ペインから解析ターゲットタイプを選択します。
  4. ターゲットシステム (必要に応じて、アプリケーションの場所、引数、および検索ディレクトリー) を設定します。

    新機能: 現在のホストからアクセスできないターゲットを解析するには、[Arbitrary Targets] を選択します。リストからハードウェア・プラットフォームとオペレーティング・システムを選択し、解析設定向けのコマンドラインを生成してバッファーに保存し、後で対象とするホストで実行することができます。詳細に関しては、「解析ターゲットの設定」を参照してください。

ステップ 3: 解析の設定

  1. [Analysis Type] タブに切り替えます。
  2. 左ペインでプラットフォームに適した解析タイプを選択し、右ペインで解析オプションを設定します。
  3. コマンドツールバーの [Start] ボタンをクリックして、パフォーマンス解析を実行します。

ステップ 4: パフォーマンス・データの表示と解析

データ収集が完了すると、インテル® VTune™ Amplifier は解析結果向けにあらかじめ構成されているデフォルトのビューポイントに結果を開きます。異なるパフォーマンス・メトリックを使用して、異なる視点からデータを解析するため、ビューポイントを切り換えることができます。

アプリケーションのパフォーマンスに関する概要を知るため、[Summary] ウィンドウから解析を初め、ほかのウィンドウに切り替えて、関数の粒度、ソース行などからパフォーマンスの詳細をさらに調査します。

電力解析導入ガイド

ターゲットシステムに応じて、インテル® VTune™ Amplifier は異なる電力解析のコレクター (英語) を使用します。

Android* ターゲット:

  1. adb シェルコマンドを使用して、ターゲットの Android* システムへ接続します。
  2. デバイスドライバーをロードして、ターゲット Android* システムにインテル® SoC Watch コレクターをインストールします (英語)。
  3. ターゲット上でデータ収集を実行します。次に例を示します。
    >./socwatch -t 60 -f cpu-cstate -m -r vtune -o ./results/test

    ここで、-t 60 は収集時間の長さを秒単位で指定し、-f cpu-cstate は C-ステートとウェイクアップ解析を有効にし、-m は最大詳細レベルを指定し、そして -r vtune はインテル® VTune™ Amplifier にインポート可能な *.pwr ファイルを作成します。解析結果 *.pwr ファイルは、./results/test ディレクトリーに格納されます。

  4. ホスト上で adb の pull コマンドを使用して、結果ファイル (*.pwr) をホストへコピーします: adb pull <*.pwr_file>
  5. インテル® VTune™ Amplifier のプロジェクトを開くか作成し、[Import (インポート)] ツールバーボタン をクリックしてプロジェクトへ電力解析の結果をインポートします。
  6. 収集したデータを見るには (英語)、[Platform Power Analysis viewpoint (プラットフォーム電力解析ビューポイント)] を調査します。

Windows* ターゲット:

  1. Windows* システムにインテル® SoC Watch コレクターをインストールします。インテル® VTune™ Amplifier は、Windows* ターゲット向けに 2 つのインテル® SoC Watch コレクター・インスタンスを提供します。
    • ホストベースの収集では、インテル® SoC Watch コレクターはインテル® System Studio とともにデフォルトでインストールされ、[Program Files]\IntelSWTools\system_studio_for_windows_<version>\VTune Amplifier <version> for Systems\target\windows_socwatch ディレクトリーに格納されます。
    • リモート Windows* ターゲットには、インテル® SoC Watch コレクターをインストール (英語) します。
  2. ターゲット上でデータ収集を実行します。次に例を示します。
    > socwatch -t 60 -f cpu-cstate -m -r sww -o results/test

    ここで、-t 60 は収集時間の長さを秒単位で指定し、-f cpu-cstate は C-ステートとウェイクアップ解析を有効にし、-m は最大詳細レベルを指定し、そして -r sww はインテル® VTune™ Amplifier にインポート可能な *.sww1 ファイルを作成します。出力ファイルは、test と命名され、results ディレクトリーに格納されます。

  3. 結果ファイル (*.sww1) をホストへコピーします。
  4. インテル® VTune™ Amplifier のプロジェクトを開くか作成し、[Import] ツールバーボタン をクリックしてプロジェクトへ電力解析の結果をインポートします。
  5. 収集したデータを見るには、 [Platform Power Analysis viewpoint ] を調査します。

Linux* ターゲット:

  1. デバイスドライバーをロードして、ターゲット Linux* システムにインテル® SoC Watch コレクターをインストールします (英語)。
  2. ターゲット上でデータ収集を実行します。次に例を示します。
    >./socwatch -t 60 -f cpu-cstate -m -r vtune -o ./results/test

    ここで、-t 60 は収集時間の長さを秒単位で指定し、-f cpu-cstate は C-ステートとウェイクアップ解析を有効にし、-m は最大詳細レベルを指定し、そして -r vtune はインテル® VTune™ Amplifier にインポート可能な *.pwr ファイルを作成します。解析結果 *.pwr ファイルは、./results/test ディレクトリーに格納されます。

  3. 結果ファイル (*.pwr) をホストへコピーします。
  4. インテル® VTune™ Amplifier のプロジェクトを開くか作成し、[Import] ツールバーボタン をクリックしてプロジェクトへ電力解析の結果をインポートします。
  5. 収集したデータを見るには (英語)、[Platform Power Analysis viewpoint] を調査します。

関連項目

インテル® VTune™ Amplifier について
Linux* システム向けのリモート解析のワークフロー
Android* システム向けのリモート解析のワークフロー
インテル® Energy Profiler による電力解析のワークフロー (英語)
インテル® Xeon Phi™ コプロセッサー解析のワークフロー
MPI アプリケーション解析のワークフロー
スタンドアロン: インテル® VTune™ Amplifier グラフィカル・インターフェイス (英語)
コマンドライン・インターフェイス
Eclipse* 統合
Microsoft* Visual Studio* 統合

コンパイラーの最適化に関する詳細は、最適化に関する注意事項を参照してください。

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