演習: インテル® Xeon Phi™ コプロセッサー上の分子動力学 (MD) 計算
この記事は、インテル® デベロッパー・ゾーンに掲載されている「Lab exercise: Molecular Dynamics on Intel® Xeon Phi™ Coprocessor」の日本語参考訳です。
Linux* 向けのこの演習シリーズは、インテル® Xeon Phi™ コプロセッサーへのアプリケーションの移植および最適化の基本について理解するため、分子動力学 (MD) のレナード・ジョーンズ・ポテンシャルを用いて NBody ペアの計算を行う簡単な実装例を紹介します。
各演習では、資料の最後にある「Answer Key」セクションを参照する前に、実際に演習を試してください。
最初に、~/Labs/Scripts/setup をソフトウェアとインテル® MPSS がインストールされている場所に変更する必要があります。
以下は、インテル® Xeon Phi™ コプロセッサーを使用する上で役立つドキュメントのリストです。
- インテル® C++ コンパイラー・ユーザー・リファレンス・ガイド
- インテル® Fortran コンパイラー・ユーザー・リファレンス・ガイド
- クイック・スタート・ガイド
- ソフトウェア・デベロッパーズ・ガイド (英語)
- インテル® メニー・インテグレーテッド・コア (インテル® MIC) アーキテクチャー向けプログラミングおよびコンパイル
各演習で行うことは次のとおりです。
- 演習 1:
- インテル® Xeon® プロセッサー (ホスト) で MD コードのシリアル実装を実行する
- コプロセッサーでシリアル実装をネイティブ実行する
- シリアル・ホスト・ワークロードの hotspot を見つける
- OpenMP* でワークロードを並列化する
- ワークをコプロセッサーへオフロードする
- 演習 2:
- インテル® Cilk™ Plus でワークロードを並列化する
- 共有メモリーモデルによりコプロセッサーへワークをオフロードする
- 演習 3:
- ベクトル化レポートを確認する
- インテル® VTune™ Amplifier XE でアプリケーションをプロファイルする
- 演習 4:
- SIMD 対応関数 (旧称: 要素関数) を記述する
- インテル® Cilk™ Plus 配列表記を使用する
ご質問がある場合は、インテル® Xeon Phi™ コプロセッサーの製品ページおよびコミュニティー・フォーラムを参照してください。
添付ファイル | サイズ |
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shoc-md-exercise-final.tar https://software.intel.com/sites/default/files/article/475339/shoc-md-exercise-final.tar |
2.17MB |
コンパイラーの最適化に関する詳細は、最適化に関する注意事項を参照してください。