ビューポイント (インテル® VTune™ Amplifier の事前設定されたデータ表示) を使用して、特定のパフォーマンスの問題に注目します。
ビューポイントを選択するとき、インテル® VTune™ Amplifier が結果タブのウィンドウ/ペインに表示するパフォーマンス・メトリックのセットを選択します。ビューポイントを選択するには、結果タブの上部にある (change) リンクをクリックして、ドロップダウン・メニューを使用します。
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実行している解析タイプの名前。 |
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現在のビューポイントの名前。 |
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ビューポイントの説明アイコン。選択されているビューポイントの簡単な説明を見るには、疑問符アイコンをクリックします。 ビューポイントの説明の自動表示を有効/無効にするには、メニューから [Options (オプション)] ダイアログボックスを開き、[General (全般)] タブの [Show the analysis description when the result opens (結果を開くときに解析の説明を表示する)] チェックボックスをオン/オフにします。 |
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ドロップダウン・メニュー。現在の解析タイプで利用可能なビューポイントがリストされます。メニューを開きビューポイントを選択するには、(change) リンクをクリックします。 |
各解析タイプで利用可能なビューポイントについては、次の表を参照してください。
ビューポイント |
説明 |
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Hotspots (ホットスポット) |
多くの CPU 時間を使用しているコード領域 (ホットスポット) を特定するのに役立ちます。 |
Hotspots by CPU Usage (CPU 使用率別 hotspot) |
多くの CPU 時間を使用しているコード領域 (ホットスポット) を特定するのに役立ちます。CPU 時間は CPU 使用率の状態 (idle、poor、fair、good) に分割されます。 |
Hotspots by Thread Concurrency (スレッドの並行性別 hotspot) |
多くの CPU 時間を使用しているコード領域 (ホットスポット) を特定するのに役立ちます。CPU 時間はスレッドの並行性の状態 (idle、poor、fair、good、over) に分割されます。 |
Locks and Waits (ロックと待機) |
CPU コアが十分利用されずにスレッドが同期オブジェクト (ロック)、I/O、タイマーで長時間待機しているなど、アプリケーションが利用可能な CPU コアをどのように利用しているかを示して、効率良く活用されていない個所を特定します。CPU 時間は、待機中の CPU 使用率によって色別に表示されます。 |
Hardware Events (ハードウェア・イベント) |
モニターされたハードウェア・イベントの統計を表示します: 推定されたカウントまたは (および) 収集されたサンプル数。このビューポイントを使用して、注目するイベントのアクティビティーが最も高いコード領域 (モジュール、関数、コード行など) を特定します。 |
Hardware Issues (ハードウェアの問題) |
ハードウェアのリソースを有効に活用していないアプリケーションの場所を特定するのに役立ちます。このビューポイントには、ハードウェア・パフォーマンス・カウンターから取得されたメトリックが表示されます。グリッドでハイライト表示されているメトリックにマウスをホバーすると、その値がパフォーマンスの問題となる理由が表示されます。 |
General Exploration (全般解析) |
ハードウェアのリソースを有効に活用していないアプリケーションの場所を特定するのに役立ちます。このビューポイントは、ハードウェアイベントから得られるメトリックを表示します。[Summary(サマリー)] ウィンドウは、実行全体にわたる総合的なメトリックとその説明をレポートします。[Bottom-up (ボトムアップ)] および [Top-down Tree (トップダウン・ツリー)] ウィンドウから、アプリケーション内のハードウェアの問題に関連する場所を特定できます。パフォーマンスの向上につながる潜在的な可能性が検出されると、そのセルはハイライト表示されます。グリッドのハイライトされているメトリックにカーソルをホバーすると、問題の説明が表示されます。 |
Memory Usage (メモリー使用量) |
アプリケーションがメモリーをどの程度効率良く使用しているかを理解し、NUMA プラットフォーム上での過大なリモートメモリーへのアクセスの問題 (DRAM やインターコネクトの帯域幅) などの可能性を特定するのを支援します。アプリケーション・コードとメモリー・オブジェクト配列の両方に対する各種パフォーマンス・メトリックを提供します。 |
HPC Performance Characterization (HPC パフォーマンス特性) |
アプリケーションが、CPU、メモリー、および浮動小数点操作のリソースを、どの程度効率良く使用しているか理解するのに役立ちます。このビューポイントを使用して、OpenMP* と MPI ランタイムのスケーラビリティーの問題を特定し、次のステップとしてメモリーと FPU の効率を向上させます。 |
Disk Input and Output (ディスク I/O) |
ターゲットの実行に関連するディスク I/O データ、CPU とバスの使用率統計を示します。このビューを使用して、長いレイテンシーの I/O 要求を特定し、I/O 関数のコールスタックを調べ、タイムラインで低速な I/O 要求を解析し、I/O と計算操作のインバランスを特定します。 |
GPU Hotspots (GPU ホットスポット) |
高い GPU 使用率の GPU タスクを特定し、効率性を推測するのを支援します。これは特に、OpenCL* カーネルとインテル® Media SDK タスクの解析に有効です。このビューを使用して、最も時間のかかる GPU 計算タスクを特定し、時間経過における GPU タスクの実行を解析し、GPU アーキテクチャー・ブロックごとの GPU ハードウェア・メトリックを調査します。 |
Platform Power Analysis (プラットフォーム電力解析) |
アプリケーション中の電力効率を損ねるアイドルやウェイクアップの場所を特定するのに役立ちます。可能であれば、OS とハードウェア両方の観点からのデータを提供します。それには、OS が要求したディープスリープ時間に対して、実際のハードウェア状態を示す C ステートレポートの詳細などが含まれます。 |