インテル® VTune™ Amplifier XE 2013 Update 16 の新機能

3月14日に公開されたインテル® VTune™ Amplifier XE 2013 の Update16 では、Linux ベースのリモートシステムのデータ収集機能が改善されています。この記事では、この新機能について説明します。詳細は、リリースノート(英語)を参照ください。

かつて、インテル® VTune™ アナライザーと呼ばれていた頃の旧バージョンでは、リモートエージェントを利用した非常に便利なリモートシステムでのパフォーマンス・データ収集がサポートされていました。現行バージョンになって、リモートシステムでのデータ収集は、SSH などを経由した手動でコマンドラインのみがサポートされています。この使い勝手を改善するため、今回の機能が追加されています。

機能詳細:

SSH を利用した Linux* システムでのリモートデータ取集向けのグラフィック・インターフェイス。

SSH を利用して Linux* リモートシステムのパフォーマンス・データの収集を Windows* や Linux* ホストシステムで実行されるインテル® VTune™ Amplifier XE のグラフィック・インターフェイスを使用して行います。この機能を利用するには、ターゲットシステムにインテル® VTune™ Amplifier XE のコマンドラインとサンプリング・ドライバーが事前にインストールされている必要があります。ホスト側の設定は以下のように行います:

  • 画面右のペインにある Project Properties ボタンをクリックしてダイアログを開きます。

  • Target タブを選択します。

  • Target system ドロップダウン・メニューで、remote Linux (SSH) を選択します。

  • SSH details フィールドに、username@hostname の形式で、リモート Linux システムのホスト名(もしくは IP アドレス)とユーザー名を入力します。
  • Target type ドロップダウン・メニューで、プロファイルのタイプを選択します。[Launch application(アプリケーションを起動)、Attach to process(プロセスをアタッチ)、もしくはprofile system(システム全体をプロファイル)] の 3 つが選択できます。
  • 必要なその他のプロジェクト・プロパティー情報を入力して、OK ボタンをクリックすると、内容がセーブされ Project Properties ダイアログ・ボックスが閉じます。
  • Start ボタンをクリックして解析を始めます。

注:

  1. ssh/scp や plink/pscp ツールが PATH で示される場所にインストールされている必要があります。
  2. リモートシステムでデータ収集を開始する際、インテル® VTune™ Amplifier XE は、リモートシステムのデフォルト・インストール場所(/opt/intel/vtune_amplifier_xe_)にサンプリング収集コマンドがあることを仮定します。また、結果はターゲットシステムの /tmp ディレクトリーに一時的に保存されます。インテル® VTune™ Amplifier XE のインストール先を変更している場合や、テンポラリー・ディレクトリーを変更する場合は、ホストシステムで amplxe-gui を起動する前に次の環境変数を設定します:

    AMPLXE_TARGET_PRODUCT_DIR=<リモートシステム上のインテル® Vtune™ Amplifier XE のインストール先のパス>

    AMPLXE_TARGET_TMP_DIR=<テンポラリー・ディレクトリーのパス>

  3. ターゲット・アプリケーションがカスタム・ワーキング・ディレクトリーやユーザー定義環境変数を使用している場合、起動スクリプトやアプリケーションを起動するスクリプトを介して設定できます。

    詳しい情報は、製品ヘルプの「Collecting Data Remotely from the VTune Amplifier GUI」をご覧ください。

コンパイラーの最適化に関する詳細は、最適化に関する注意事項を参照してください。

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