インテル® コンパイラーの基本的な使用方法

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この記事は、インテル® デベロッパー・ゾーンに掲載されている「New User Compiler Basic Usage」の日本語参考訳です。


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インテル® コンパイラーの基本的な使用方法

この記事は、インテル® コンパイラーを初めて使用するユーザーや、最適化、ベクトル化、浮動小数点演算を制御するコンパイラー・オプションに馴染みのないユーザー向けに記述されています。コンパイラーの基本的な使い方、そして最適化、ベクトル化、コンパイラーの基本オプションとその使用法について理解しておくことは重要です。また、ここでは、コンパイルおよびランタイムを制御する主要な環境変数とプラグマ/宣言子についても説明します。

インテル® Xeon Phi™ コプロセッサー向けワークステーションまたはホスト設定についての情報 (ソフトウェア・ドライバー、ファームウェア、ハードウェア構成用ガイド) は、インテル® Xeon Phi™ コプロセッサー開発者のクイック・スタート・ガイド (Windows* および Linux*) (英語) をご覧ください。

目標

インテル® C/C++ コンパイラーおよびインテル® Fortran コンパイラーでコンパイルする方法を習得します。また、インテル® コンパイラーのドキュメントの入手先も示します。

トピック

ドキュメント

インテル® コンパイラー製品には、コンパイラーの使用方法、コンパイラー・オプション、言語およびライブラリー・ランタイムの詳細に関するドキュメントが含まれています。さらに、C++ および Fortran のサンプルコードやチュートリアルもあります。

ドキュメント: インテル® コンパイラーの『ユーザー・リファレンス・ガイド』には豊富な内容が含まれています。 以下の『入門』ページには各ドキュメントへのリンクが含まれています。

次のハイパーリンクは、インテル® コンパイラーをデフォルトのパス (/opt/intel) にインストールしたシステムからこのページを表示している場合のみ利用できます。

  • Fortran <ドキュメントへのパス>/get_started_lf.htm
  • C/C++ <ドキュメントへのパス>/get_started_lc.htm

Linux* 版のデフォルトの <ドキュメントへのパス> は、/opt/intel/composerxe/Documentation/ja_JP ディレクトリーです。

上記のディレクトリーにアクセスできない場合、オンラインで参照することもできます。

『入門』ドキュメントは、「インテル® Composer XE 2013 入門」という HTML ページです。どのような内容のドキュメントが製品に含まれているかを確認してください。 スクロールして、『ユーザー・リファレンス・ガイド』を見つけてください。

オンライン上でも、お使いのマシンにインストールされたものでも、『ユーザー・リファレンス・ガイド』ドキュメントを開くと、ウィンドウの左にナビゲーション・サイドバーが表示されます。インテル® コンパイラーを初めて使う場合は、「はじめに」のトピックからお読みになり、 よく理解してからコンパイラーを使用してください。

  1. 「はじめに」 -「コマンドラインの使用」 - 「compilervars ファイルを使用するコンポーネントの場所の指定」: ‘source compilervars.sh intel64’ コマンドでパスを正しく設定することは重要です。この設定のし忘れは初心者にはよくあります。~/.bashrc ファイルにこの ‘source’ コマンドを追加しておくと、毎回このコマンドを入力せずに済みます。
  2. 「はじめに」 - 「コマンドラインの使用」 - 「コマンドラインからのコンパイラーの起動」 : ifort、icc、icpc の基本的な使い方です。
  3. 「コンパイラー・リファレンス」 - 「 コンパイラー・オプション」: カテゴリー別にコンパイラー・オプションがリストされます。特定のコンパイラー・オプションについて調べる場合は、[検索] ボタンを利用して検索してください。
    アルファベット順でリストを参照する場合は、 [キーワード] ボタンをクリックしてください。スクロールすると、マクロ定義の後にコンパイラー・オプションがリストされています (ハイフンから始まるオプション)。

『ユーザー・リファレンス・ガイド』は、インテル® Xeon® プロセッサーおよびインテル® Xeon Phi™ コプロセッサーで実行するアプリケーションに関するジェネリックな情報を提供します。

サンプル

サンプル: 新しいコンパイラーを習得する最良の方法は、簡単なプログラムを使ってコンパイラー・オプションを試してみることです。コンパイラーとそのオプションに慣れるまで複雑なアプリケーションを試すことはお勧めしません。Samples フォルダーはコンパイラーをインストールしたフォルダー以下にあります。デフォルトのパス (Linux*) では、/opt/intel/composerxe/Samples/en_US/[C++ | Fortran] です (日本語版には Sample に ja_JP というフォルダーがありますが、すべてのファイルがないことがあるので、サンプルは英語フォルダーを参照してください)。もちろん、簡単なアプリケーションがほかにあれば、インテル® コンパイラーで試してください。サンプルは、『チュートリアル』でも使用されます (以下を参照)。

チュートリアル

『チュートリアル』の手順に従い、提供されたサンプルを使ってコンパイラーの機能を学べます。

すべてのインテル® 開発ツールのチュートリアル・リストはこちらをクリックしてください。

リリースノート

リリースノートには、システム要件、製品のインストール、新機能/変更された機能に関する情報、製品のドキュメントに記述されていない機能と問題に関する注意事項が含まれています。

インテル® コンパイラーの使用に関するその他のドキュメント

まとめ

コードの作成したり、インテル® C/C++ およびインテル® Fortran コンパイラーへコードを変換する方法を習得できます。’compilervars’ を読み込んでパスを設定し、コンパイラーを正しく使用する方法も示しました。また、次のような基本的なコンパイラー・オプションに慣れておく必要があります: -O、-x、-ax、-vec-report、-opt-report、-fp-model、-ansi-alias、-prof-gen/-prof-use、-ipo、-ip、-openmp、-parallel、-restrict など。さらに、loop count、distribute、unroll、unroll_and_jam、inline などのコンパイラーのプラグマ/宣言子も知っておくと良いでしょう。

次のステップ

この記事は、「Programming and Compiling for Intel® Many Integrated Core Architecture」(英語) の一部「New User Compiler Basic Usage」の翻訳です。インテル® Xeon Phi™ コプロセッサー上にアプリケーションを移植し、チューニングを行うには、各リンクのトピックを参照してください。アプリケーションのパフォーマンスを最大限に引き出すために必要なステップを紹介しています。

「効率良い並列化」では、並列化手法について説明します。

添付ファイルサイズ
quicklabs.tgz31.93KB
compiler-essentials.1.pdf1.59MB

コンパイラーの最適化に関する詳細は、最適化に関する注意事項を参照してください。

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